<画像の大きさを変更する>

最近のデジタルカメラは画素数が大きく容量が大きすぎてメールに添付する場合などに扱いづらいことがあります。Photoshopで解像度を変更することで解像度を落とさずに圧縮したり、メールに添付するために最適な解像度に落とすことが可能です。

解像度を変更する画像を開いておいて、「イメージ」→「画像解像度」を選択します。

解像度変更の画面が表示されますので、所望の解像度に変更します。

通常は縦横比は変更しないと思われますので「縦横比を固定」にチェックを入れて、「画像の再サンプル」にチェックを入れて「バイキュービック法」を選択しておいてください。


画面表示のみ、または
メールに添付する場合

普通のパソコンでしたら画面の広さ(画面解像度)はSVGA(800ピクセル×600ピクセル)、XGA(1024ピクセル×768ピクセル)ですので、それ以上は画面で表示する用途のみでしたら必要ありません。1000pixel(point)×750pixel(point)内でサイズを設定します。解像度は72px/inchで設定します。

用紙にプリントする場合
印刷する画像の場合、プリンタにもよりますが300pixels/inch以上でプリントサイズ枠内の単位を「cm」に変更して必要な大きさに変更します。

印刷時にA4サイズに拡大印刷する場合でも1600×1200ピクセルもあれば十分きれいに印刷
できますので210万画素程度のデジタルカメラであれば十分です。

JPEGで保存するために「ファイル」→「別名で保存」を選択します。

保存場所を指定して、保存形式を「JPEG」を選択して保存ボタンを押すと次の画面が表示されます。

画質を選択する画面が表示されますので画質を選択します。

画面表示のみ、または
メールに添付する場合
低画質を選択(ファイルサイズを小さくしたい場合)
用紙にプリントする場合
最高画質を選択(ファイルサイズを小さくする必要がない場合)


低画質(高圧縮率)を選択しますとファイルサイズは小さくなりますが画質は荒れてしまいます。また高画質(低圧縮率)を選択すると画質は良くなりますがファイルサイズは大きくなってしまいます。プレビューにチェックを入れると画質を変更すると表示されている画面でその画像の荒れ具合を確認しながら画質を決めることができます。

OKボタンを押すと別名で保存されます。

また元の画像は閉じる時にそのまま「保存しない」で閉じておくと、また違う画質等で保存する必要がある場合、画質の劣化を最小限にすることができます。(JPEG保存は高圧縮が可能ですが、不可逆圧縮ですので何度も保存をかけるとその度に画質が劣化していきます)


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